Description
ベトナム南西部の一画に位置する、海に面した平たい土地メコン デルタでは、世界最大規模で稲作が行われています。1,700 万人の住民のうち 80% が米の栽培、収穫、脱穀に携わっているほどです。写真のタ パ水田は、鮮やかで色とりどりの水田で有名です。農家の人々が植え付け時期をずらすので、若い米は深い緑色に、刈り取りを控えた米は黄色に見えます。さて、水田ならば水が張ってあると思われるかもしれませんが、実は常に水があるわけではありません。水田には通常は数センチ程度の深さで水が張られていますが、海面上昇によってメコン デルタの塩分量が多くなり、淡水が不足するようになりました。一部の農家では最新の含水率監視機器を導入し、含水率が低い場合にのみ水を張る方法へと切り替えています。